BOSS
Metal Zone (MT-2) & Flanger (BF-2)
ということで・・・。
ずいぶんと久々で、しかも片一方は以前にも紹介したことがあるものなのですが、
ギターエフェクターの紹介をしたいと思います。
・・って、以前にも紹介というか、
変音機紀行で初めて紹介したエフェクターみたいですね。
とりあえず、画像がこちら。↓
(画像をクリックで拡大表示。)
もう、見ただけで『BOSSのエフェクター』っていうのがすぐにわかりますね。(笑)
本体に記載されている文字を見ていただくとすぐにわかりますが、
写真左側の黒い機体が『Metal Zone』(通称:MT-2)で、
右側の紫の機体が『Flanger』(通称:BF-2)です。
まずは、左側のMT-2からご紹介していきたいと思いますが・・・。
名前に『 Metal 』という言葉がついていることからわかるように、
結構キツイ歪みを生み出せることが特徴です。
ただ、ファズみたいな原音を失うような歪み方ではなく、
『原音を残しつつ』の強い歪みに変化してくれますので、
幅広く使えるエフェクターだと思います。
このエフェクターがはじめて登場したのが1991年の3月。
それから現在に至るまで、大きなモデルチェンジも行われることなく
作り続けられているエフェクターということでも、
このエフェクターがいかに愛されているか、いかに使いやすいか、
というのがご理解いただけるんじゃないかと思います。
ではでは、ツマミの方ですが・・・。
(画像をクリックで拡大表示。)
左から『レベル』、真ん中の2つが『イコライザー』、『ディストーション』となってます。
『レベル』は過去のレビューでも何度も登場していますが、『ヴォリューム』に近いもの。
で、『ディストーション』は歪み具合を調整するツマミになります。
真ん中の『イコライザー』の2つは歪ませ方の調整・・・、という感じでしょうか。
左側の『High』のツマミで高音域の歪みの変化、
『Low』のツマミで低音域の歪みの変化を調整できます。
右側は中音域と、中音域のフリーケンシー(確か『周波数』)の変化を調整できます。
このイコライザー関係の2つは『2軸ポット』というつくりになっていて、
一つのツマミに上部と下部で違う設定が出来るように作られています
なので、左側だけで『High』と『Low』の2つの調整ができ、
右側で中音域と(中音域の)周波数の2つの調整が出来るわけです。
『MT-2』をはじめ、『MD-2』や『BF-3』、『CE-5』など、
他のBOSSのエフェクターにもよく使用されている2軸ポットですが、
実は、今回の『MT-2』が初めて2軸ポットを搭載した機種なんです。
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ちょっとしたネタとして知っておくと、役に立つかも? (笑)
あと、文章だけではなかなか伝わりにくいかとも思いましたので、
サンプルのほうも作ってみました。
※音量注意!
(mp3アイコンからダウンロードも出来ます。ファイル名が『take2』なのはお気になさらず・・・。(笑))
このエフェクターを久々に使ったんですが、
結構使えるなぁ・・・、なんていう風に思いました。
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次に、右側のBF-2をご紹介していきたいと思いますが・・・。
これまで一度も紹介したことがなかったんですが、
実はMT-2と同じくらいの期間、手元に存在するエフェクターなんです。
(何度か紹介しようと思ったこともあったんですが、なぜか紹介せず。(苦笑))
このエフェクターに関しては、イメージがつかみにくいと思いますので、
先にサンプルを聴いていただこうかと思います。
先ほどのMT-2のサンプル曲の中でも、(前半部分の)左から聴こえてくるギターで
使用していたんですが、なかなかわかりづらいと思いますので、
フランジャーの効果だけを録音したサンプルを掲載しておきます。
(RRP-2.0で歪みを加えてあります。)
※音量注意!
(mp3アイコンからダウンロードも出来ます。)
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この、ジェット機の音のような『独特のうねり』が、
フランジャーというエフェクターの基本的な効果です。
ふと思い出したのですが、
佐野元春さんの『アンジェリーナ』(昔のシングル版)のオープニングで鳴っているものが
おそらくフランジャーですね。
ではでは、ツマミの方ですが・・・。
(画像をクリックで拡大表示。)
左から『マニュアル』、『デプス』、『レイト』、『レゾナンス』というツマミ。
『マニュアル』は効果をかける周波数の調節で、
『デプス』はうねりの深さの変化。
『レイト』はうねりの速さの変化で、
『レゾナンス』はフィードバックの強さの調整を行うものになります。
ツマミの変化具合によっては、コーラスに近い使い方も出来ますね。
フランジャーに興味を持ってくださった方は、ぜひぜひ一度試してみてください!
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という風にご紹介してはおりますが・・・。
実は、今回のBF-2は現行のエフェクターではないので、現在は製造されてません。
現在は、後継機の『BF-3』(『2軸ポット』紹介のときに登場)がリリースされておりますので、
興味をもってくださった方は、そちらを試してみてくださいませ。
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ということで、エフェクター紹介でした!
※MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/12/18の日記より。