変音機紀行

ぼるしちー。←挨拶


・・・ということで、この日記この日記 で登場した
エフェクターのレビューを行いたいと思います。
ちょっとマニアックな内容になってしまうかと思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。





ちゅーことで、今回のエフェクターはこちら!!


Boot-Leg
Blues#Nine [BLN-1.0]



(若干ぶれてるけど、きーにーしーなーいー。(笑))


個人的お気に入りメーカー『Boot-Leg』社のハンドメイドエフェクター、
『Blues#Nine』(ブルース シャープ ナイン)です!!
(『#』はナンバーマークですが、半角シャープが出ないのでこちらを使用しています。)

 こちらのエフェクターは2008年9月1日発売の最新作!
(記事は08年9月23日に書いてます。)
前作『Que Weve』2006年12月のリリースでしたので、
およそ2年ぶりのニューアイテムですね!





ではまず、ツマミや見た目に関してですが・・・・。
写真を見ていただくとわかりますが、デザインは『ツィード』
『ツィード』といえばあのアンプですが、そこらへんの話はまた後ほど・・・。


ツマミは3つで、左から・・・・

ヴォリュームを調整する『Level』
(厳密に言うとヴォリュームだけではないのですが、一番わかりやすい変化ということで・・。)


音の響きを調整する『Tone』
これを低く設定すればこもった音に、高く設定すると明るい音に変化します。


あと、音の歪み具合を調整する『Crunch』の3つ。


あと『Input』『Output』のジャックがそれぞれ一つ。
『on/off』のスイッチが一つです。


ブートレッグさんのエフェクターはどの機種も2〜3つのツマミしか付いていませんので、
わかりやすくていいですね〜。







ではでは、音のレビューに入っていきますが・・。
先ほどもでましたがデザインが『ツィード』ということで、
狙っているのはやはりフェンダー『Bassman』(『ベースマン』というアンプ)の音のようです。

去年の3月頃にレビューしたBOSSというメーカーの『FBM-1』というエフェクターも、
今回のものと同じくBassmanの音をモデリングしたもので、そのときに書いた説明ではありますが、
ご存じない方のためにもう一度書いておきますと・・・。
(BOSSの『FBM-1』のレビューはこちらからご覧いただけますので、気になった方はぜひどうぞ〜。)


Bassmanとはその名の通り、もともとベース用として発売されていたものなのですが、
ギターで鳴らしたときの音の響きが多くのギタリストに好まれ、
現在でもその時代のモデルを再現したものが人気のアンプです。

『ベース用』というわけではなく、ベースにも使えますよといった『ベース対応』だったという話も。




そんなBassmanを目指したエフェクターということで、それなりに低音が効きます。
が、個人的な気持ちを書くと、
先ほども登場した、以前レビューを行った『FBM-1』のときも感じたことなんですが、
もうちょっと全体的な音が太くてもいいかな〜・・・と。

まぁ、これは感じる部分が人それぞれに違うことですので・・・。


高音の出方もなかなかいい具合なので、結構使いやすい感じですね。
音もいい感じにのびるので、ロングトーンを響かせる場合などにはちょうどいいかなと。

ピッキングの強弱にも柔軟に対応してくれるので、弾き方が浮き彫りになりますね。
上手く使いこなせば、より感情のこもった演奏をすることが出来ます。



『Crunch』ツマミを変化させることで歪み具合を調整出来るんですが、
かなり感度がいいので、細かな変化をつけることが出来ていいですね〜。
歪み方を少しずつ足したり引いたりできるので、
ちょっと違うなと感じたらそのセッティングを元にベストな音を作れます。
(時々、少し動かすだけで大きく変化してしまうエフェクターもあったりするので、結構重要なことなのです。)

ただ、フルの状態にしてもそんなに強く歪まないので、メタル系には向かないかと・・・。


・・・ていうか、
対象ジャンルは『ブルース』『ブルースロック』などなので、
メタルに向かないのは当たり前ですが・・・。


あと、『Crunch』ツマミだけでなく他の2つのツマミの感度もいい感じなので、
『Tone』ツマミでの明るさの調整などもかなり細かく設定できそうな感じでしたね〜。






ただ、ずっと頭を離れなかったことがあるのですが・・・。
ちょっと前の日記に登場した『Rock'n Roll Party 2.0』に似ているなぁ・・・と。
音の範囲というか、雰囲気というかがね。



(RRP-2.0)

レビューということで長居させていただくわけにもいかず、
本格的に弾き込んだわけではないので、違いに気付ききれなかった可能性はありますが、
『Rock'n Roll Party 2.0』太さを加えただけの感じに聴こえましたね〜。

もしくは『Rock'n Roll Party 1.0』『Rock'n Roll Party 2.0』
足して割ったような感じというか・・。

まぁ、対象ジャンルがどちらも『ブルースロック』『ロックンロール』系ということなので、
そもそも似通っているものなのかもしれませんが・・。






最後には『似ている〜』みたいなことを書きましたが、
本当にオススメのエフェクターです!
気になった方は、ぜひぜひお近くの楽器店さんなどで試奏させていただいてみてください!


購入予定でも必ず試奏することをオススメします!
エフェクター(特にハンドメイドのもの)は、
同じ機種でも音に違いがあったりすることも多く、
「以前弾いてみた時良かったから」といっても同じ音が出るとは限りませんので・・・。








と、レビューしてきましたが・・・。
実はまだすごく気になってるんです、このエフェクター。(笑)
もっとしっかりと弾き込んでみたいというかね・・・。

もう一度、弾かせてもらおうかなぁ・・・。
それとも、手に入れちゃうか・・・。






Boot-Leg.ブートレッグハンドメイドエフェクターズ :
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/tsu-/Boot-Leg/

(メーカーさんのホームページです。)



MiyaFactory的ぶろぐ。 2008/09/22の日記より。



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