今までの

第37回

読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『
濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『』。
『重要事項』など強調したい部分が『
』で書かれています。


さて。

前回のレビューでは『Steve Hillage』『Green』というアルバムをご紹介したのですが・・・。
今回は同じアーティストのこちらの作品をご紹介したいと思います。




『Fish Rising』
Steve Hillage




ということで、『Steve Hillage』(スティーヴ・ヒレッジ)『Fish Rising』です!

※スティーヴ・ヒレッジというアーティストについては、
前回のレビューのときに紹介しておりますので、ご存じない方はこちらをどうぞ!



『Fish Rising』1975年にリリースされた作品で、
ユリエル時代からの仲で、ユリエルの後にEGGを結成するデイヴ・スチュワートや、
彼の奥さん(当時はガールフレンド)ミケット・ジラウディが参加。

また、このアルバムはGong(ゴング)在籍時に制作した作品で、
ゴングのメンバーもレコーディングに参加しています。



(前回紹介した)Greenという作品は電子楽器率の高いアルバムとしてご紹介しましたが、
今回の作品は電子楽器が登場はするものの、生楽器主体の楽曲が多く、
前作以上にリズムやメロディにクセのある曲が多いです。

あと、前回のレビューの中で、
ヒレッジカンタベリー・ミュージックというものに属するアーティスト』
という風に書いておりましたが、
おそらく前回のアルバムよりも今回のアルバムのほうが、
その要素が色濃く出ていると思います。

※『カンタベリー・ミュージック』という物に関しても、
前回のレビューのときに紹介しておりますので、ご存じない方はこちらをどうぞ!




オススメの曲は『The Salmon Song』
ヒレッジの曲ではじめて聴いたのがこの曲、という個人的な理由もありますが、
楽曲的にも面白い曲だと思います。

あと、前回紹介した『Green』同様、
07年リリースのものにはボーナストラックが収録されてまして・・・。
そのボーナス曲の一つである、
『Pentagrammaspin (2006 remix)』もオススメの楽曲です。








最後に一つ。





こちらが、ジャケ裏の写真。
上のほうには、ヒレッジの趣味が魚釣りということもあって、
彼が釣りをしている写真があったり、自然の中でギターを弾いている写真がありまして。
下のほうには参加メンバーの写真が並んでいるのですが・・・。
(周りの枠の部分では、人が魚釣りをしてたり、魚が人間釣りをしてたり・・・。(笑))


注目はその参加メンバーのところ。





↑こちらが、その参加メンバーの部分を拡大したもの。
ちょっと、名前のところに注目してみてください・・・。



わかりました?


彼の名前は『Steve Hillage』なのですが、
こちらには『Steve Hillfish』と表記されています。
あと、楽器の名前も『Gitfish』と・・・。

実は、ここに並んでいるメンバーや担当楽器のほとんどが、
『fish』(魚)という言葉をつけて表記されているんです。


こういう、ちょこっとしたおまけ的なものがあるのも、いい感じですよね。(笑)







なかなか面白いアルバムですので、気になった方はぜひぜひ聴いてみてください!


MiyaFactory的ぶろぐ。 2008/07/28の日記より。




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