今までの
第28回
読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『緑』。
『重要事項』など強調したい部分が『赤』で書かれています。
え〜・・・。
昨日のマニアックな日記。にて名前が登場したので、
そのアルバムのレビューをいっときます。ヽ[゜з゜]ノ
『RED』 King Crimson
ということで、今回は『King Crimson』の『Red』をご紹介!
キング・クリムゾンといえば、
以前に『クリムゾン・キングの宮殿』というアルバムをご紹介しましたが・・・。
(『クリムゾン〜』のレビューを読みたい方は、こちらのページへどうぞ。)
その『クリムゾン・キング〜』というのがデビューアルバムで、
今回紹介している『レッド』は第一期クリムゾンの最後のアルバム。
キング・クリムゾンの中心人物であったロバート・フリップが、
このアルバムをリリースとほぼ同時に突然脱退を表明し、
クリムゾン(第1期)は解散に至ったそうです。
※80年代に入ると、また再結成されます。
そのときのメンバーには、ザッパバンド出身の『エイドリアン・ブリュー』が参加
付属のライナーノーツには
「実は『ジョン・ウェットン』はフリップが抜けた後のクリムゾンの構想を練っていた。」
なんていうことも書かれていたんですが、
もしそのクリムゾンが存在したとしてもなかなか受け入れられなかったんじゃないかな〜、
なんて思います。
クリムゾンといえば、
どうしても『=(イコール)』でロバート・フリップが登場してしまいますしね。
(ライナーにも同じようなことが書いてあったかもしれませんが・・・。確かにそう思うのですよ。(苦笑))
楽曲の感じとしては、それぞれの楽曲の荒々しさなどが、
このアルバムのいくつか前にリリースされた『太陽と戦慄』に近い感じがします。
聴いていると頭の中で『Easy Money』とごっちゃになってたり・・・。
といいつつも、
全体的なバランスとしては『太陽と戦慄』よりもいいんじゃないかな、
なんていう風にも感じますね〜。
とりあえず、この2枚を合わせて聴くことををオススメします。(笑)
このアルバムのときのメンバーは、
Robert Fripp (ロバート・フリップ) [ Gt & Mellotron ]
(キング・クリムゾンの中心人物。ジャケットでは右。)
John Wetton (ジョン・ウェットン) [ Ba & Vo ]
(現在はASIA(エイジア)のメンバー。ジャケットでは左。)
William Bruford (ビル・ブラッフォード) [ Dr & Perc ]
(最近はジャズやフュージョンのバンドでドラムをやっておられるそうです。ジャケットでは中心。)
ゲスト参加として、サックス奏者やヴァイオリン奏者などが参加してるんですが、
ほとんどがこの3人での演奏といっていいんじゃないかと。
(ヴァイオリニストは、元々クリムゾンのメンバー。)
・
・
・
・
っていうか、今の言い方でいうと『スリーピース』なんですよね・・・。
なんとクオリティが高くて豪華な・・・・。(笑)
プログレに興味を持っている方はもちろん、
歌モノロックが好きな方にも(2曲目あたりは)好んでいただけるんじゃないかと思います。
(ロック系、変拍子が苦手な方は、『クリムゾン・キングの宮殿』からどうぞ〜。)
ぜひ一度聴いてみてくださいませ〜!
ちなみにですが・・・。
今回のジャケットは、それまでのクリムゾンの作品にはなかった、
メンバーの姿の入ったジャケットなのですが。
この写真は、実は別々に撮影され、
後で合成された(というよりも、時代を考えると張り合わせた?)写真らしい・・・。
このころのクリムゾンはメンバー間がギスギスしていて、
顔を合わせることすら難しかったそうですよ。
そんな緊張感の中、この名作が生み出されたというのは、
何ともスゴイ話ですよね・・・。
・
・
・
・
・
っていうか、今回の記事もWikiでいろいろと探しながら書いていたんですが・・・。
偶然的(というか必然的?)に見つけたスターレス高嶋に大爆笑しました。
(『スターレス』は今回紹介したアルバムのラストに収録されている曲。)
意外ですよね!?
そんな方には見えないのに・・・。(笑)
しかも、プログレ初心者の中川翔子さんにオススメとして
この『Red』を紹介するとは・・・。
かなりの猛者ですなぁ・・・。(笑)
※MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/10/13の日記より。