今までの
第16回
読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『緑』。
『重要事項』など強調したい部分が『赤』で書かれています。
『In The Court Of The Crimson King』
King Crimson
おそらく多くの音楽ファンがこのジャケットを、
どこかで一度は目にしたことがあると思いますが・・・。(^▽^;)
ということで、今回は
『King Crimson』(キング・クリムゾン)の
『In The Court Of The Crimson King』
(邦題:クリムゾン・キングの宮殿)
をレビューしたいと思うのですが・・。
え〜・・・。
今なお多くのファンがいる超有名アルバムなので、
私なんぞがレビューするのも申し訳ないんですが、
ご存じない方の為にレビューをさせていただきたいと思います。
オリジナルリリースは1969年。
当時、ビートルズの『アビー・ロード』というアルバム(こちらも名盤)が
チャートのトップに君臨していたのですが、
そのアビー・ロードからトップの座を奪ったのが
このクリムゾン・キングの宮殿というアルバム。
(ローカルチャートでの話らしいですが・・。大きなチャートでは5位でした。)
しかも、なんとこのアルバムはキング・クリムゾンのファースト・アルバム。
ローカルチャートでの話といえど、ほぼ無名のアーティストのファーストアルバム
がビートルズを抜いたんだから驚きですよね。
ジャンルはプログレッシブ・ロック。(プログレ)
フロイドやジェネシスなど、意外に多くのプログレ・アーティストが存在しますが、
『プログレッシブ・ロック』というジャンルとしては、キング・クリムゾンが
一番近い気がします。
(後にクリムゾンの中心人物となる『ロバート・フリップ』は
プログレといわれるのを嫌っているそうですが・・・。Wiki参照。
)
※『プログレ』についてあまりご存じない方は、コラムもどうぞ!
(私の考え方で書いておりますが・・・。)
さてさて、楽曲の方ですが・・・。
やはり名盤といわれ続けるアルバムだけあって、
収録されている曲も素晴らしいですね。
中でもこのアルバムのトップを飾る
『21st Century Schizoid Man』(21世紀のスキッツォイド・マン)は
CMでも使われたりしているので、
名前を知らずとも聴いたことのある方は多いと思います。
途中でテンポの変化する曲もあったりしますが、
これくらいだったら、『変拍子未体験』の方でも楽しんで聴いていただけるかと・・。
私のオススメは、
『Epitaph』(エピタフ:墓碑銘)という曲。
『荘厳な歌詞と雰囲気』と、
『折り重なる音が心に染み渡るところ』
(って大げさですか?)
というのが、私がこの曲を大好きになった理由の一つではあるんですが、
私の一番好きなヴォーカリストである『グレッグ・レイク』の声と
この曲が非常にマッチしているのが最大の理由なのかも。
(っていうかグレッグが歌う曲で、この曲が一番好き。)
※グレッグ・レイク:
初期クリムゾンのメンバーで、後に脱退し『エマーソン・レイク&パーマー』を結成する。
ホンマに名盤なんで、まだ聴いたことのない方はぜひ聴いてみてください!
※MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/04/30の日記より。