今までの
第6回
読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『緑』。
『重要事項』など強調したい部分が『赤』で書かれています。
(第6回目から上の設定(?)を取り入れております。1〜5回目まではそれを適応しておりません。)
『Atom Heart Mother』
(原子心母)
Pink Floyd
え〜・・・。
第5回から、大変しばらくぶりすぎて、なんと書き進めていっていいものか迷ってしまってますが・・。(苦笑)
今回紹介するのは、ピンクフロイドの名盤であります、このアルバムです。
よくCDショップに足を運ばれる方や、音楽雑誌をよく買われる方なんかは、少なくとも一度は、
このアルバムのジャケットを見たことがあるんじゃないかなと思うのですが、
牛(乳牛)がこっちゃ向いてるジャケットのアルバムです。
しかも、い〜い感じにカメラ目線です。(笑)
(裏側は牛(同じく乳牛)が草を食べています。)
アルバム名から『HMV』のページにリンクしておくので、
ご存知の方も、知らない方も一度チェックしてみてほしいんですが・・・。(笑)
メンバーは
『デヴィッド・ギルモア』(Gt、Vo)、『ロジャー・ウォーターズ』(Ba、Vo)
『ニック・メイスン』(Dr)、『リチャード・ライト』(Key、Vo)の4人。
リリースされたのは、以前コラムで紹介した『狂気』よりも以前なので、
ロジャー・ウォーターズ主体の時期だと思います。
(『狂気』:1973年 『原子心母』:1970年)
ちなみに、このアルバムはフロイド初の全英1位に輝きました。
このアルバムで名曲といえば、もちろん、このアルバムのタイトルともなっている
『Atom Heart Mother』という曲。
『ロン・ギーシン』という作曲家と組んで作られた、20数分にも及ぶ大作で、
それまでのスタイルであった『サイケデリック』的な要素と、
新しいスタイルとして動き始めた『プログレッシブ』的な要素がほどよく混ざった、
すばらしい作品だと思います。
個人的な意見ですが・・・。
あまり聴きこんではいない為かもしれませんが、この曲以外は何か物足りなく感じました。
しかし、
この1曲を聴くためにCDを手に入れてもいい!
と思ってしまうくらいの楽曲ですので、
まだ聴いたことのない方は、ぜひ一度聴いてみて下さい!
このアルバムのレビューを書くために、
フロイドのCDのライナーノーツなんかを見たりしていて気付いたんですが・・・。
以前紹介したフロイドの2枚組ベスト『Echoes〜啓示』には、
このアルバムの曲が1曲も収録されていません。
ベストのタイトルにもある『Echoes』っていう曲は、
このベストアルバムのために数分カットして収録してるんやけど、
今回紹介した『原子心母』はなかなか切り辛いだろうからなぁ・・・。
と、余談でした。
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