変音機紀行

Majken's  Chimera



(がぞー。クリックで拡大します。)




フリーVSTの世界に興味を示し、
実際に使いはじめるようになってからまだあまり間がないんですが、
おそらくいままでで一番驚いたインストゥルメントです。



何が一番驚いたかって、やっぱり(雰囲気)の良さ
全体的に、『キラキラとしつつも、儚げな音色』が多く、
いろんな楽曲で使える代物だと思います。


  

※音量注意!
(mp3アイコンからダウンロードも出来ます。)








基本的には、上のサンプルのような『パッド系』と呼ばれる、
空間を作る感じの音がメインのVSTiなんですが、
メロディーっぽい音色もあります。


  

※音量注意!
(mp3アイコンからダウンロードも出来ます。)








あと、『自然の音』っぽいものを作ることも出来ます。
(プリセットにも『自然の音』に近いものがいくつか収録されています。)



  

※音量注意!
(くどいようですが、mp3アイコンからダウンロードも出来ます。)




今回の3つのサンプルは全て『プリセット』に収録されている音色で、
このほかにも使いやすい音色がたくさん用意されています。
(プリセット:もともと用意されているセッティング例)


ちなみに、『Drop』 でもこのインストゥルメントを使用してるんですが、
この曲に使っている音色も『プリセット』に収録されている音色です。
※この曲では重みを増すために、『別のシンセ』を重ねております。
その『別のシンセ』もいつか紹介する予定です。






音などは、本当に一級品
「こんな良い音のがフリーでいいの!?」っていう感じなんですが、
致命的な問題点がひとつ・・・。






















とりあえず、重い!!!!







こういった、パッド系の音色というのは、
MIDIで作った譜面に当てはめるより、音を当てはめた状態で弾いて
録音する方がいい感じに作れるものなんですが、
4音くらいを鳴らして録音しようものならブチブチと途切れます。(苦笑)


かといって、MIDIで先に譜面を作り、当てはめて鳴らしても結果は同じ・・・。





今回のサンプルのように、1トラックで作るのでもこの有様なので、
以前公開した『Drop』 ではかなりギリギリでした。
もうちょっと長い曲になっていたら、使えてなかったかもしれません。(苦笑)








もうちょっと軽いと、もっと使い勝手がよくなるんですけどね〜・・・。










動作に多少難はありますが、
本当に素晴らしく使い勝手のよい音ばかりのソフトシンセですので
興味のある方は、ぜひ一度使ってみてください〜。




 Majken.se - Cubase Tutorials & Free VST Plugins
(作者さんのウェブサイト。英語ページです。)






ちなみにfree synth さんでも紹介されています。
そちらもぜひ、参考にさせていただいてみてください。


MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/05/28の日記より。



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