変音機紀行

ぼるしちー。←挨拶
ということで、レビューっときます。

今回のエフェクターは・・・。


MXR
Dyna Comp





前回の日記 で言っていたとおり、
『MXR』社の大根こと『Dyna Comp』(ダイナ・コンプ)をご紹介!
エフェクターのジャンルは、もちろん『コンプレッサー』

『コンプレッサー』(以下『コンプ』)というのは、
簡単にいうと『音を圧縮する』という機能をもつもので、
「単音で弾いたときの音」と「コードを鳴らしたときの音」などの音量の差を調整したり、
「音圧」を調整して音をさらに伸ばしたりすることが出来るエフェクターです。
(コンプに関して詳しく知りたい方はこちら。(うぃきぺ))



ではではレビューに入っていきますが・・・。
ツマミは2つで、写真左側の「Output」と、右側の「Sensitivity」だけ。
「Output」出力の音量を調整するもののようですので、
効果を付けるのは「Sensitivity」のみで行うという感じでしょうか。
(物によっては「Output」の具合で、エフェクターの効きが変化したりすることもあります。)

この「Sensitivity」というツマミを時計回りにまわすことでコンプの効果が強くなり、
音の伸びをよくしたり、音の鳴りはじめをパーカッションを叩くかのような
『パコっ!』としたアタックに変化させます。

なので、このツマミをフルにするともう、
面白いくらいに『パコパコ』とした音に。(笑)



・・・っていうか、
思いっきりコードを鳴らしても圧縮されて音量が小さくなってアンプから出てくるのに、
少し弱めにピッキングした音がそのコードよりも少し大きな音で出てくるのは
面白かったです。
(ツマミの具合によって変化します。)

これまでコンプレッサーに親しんでこなかったので、とても新鮮でしたね〜。




ちなみに、ACアダプターのジャックは右側のInputの隣(スイッチ寄り)についてます。
人によっては結構重要なことらしいのですが、
基本的に電池駆動なので個人的にはあまり気になりません。




と、こんな感じのかなり個性的で面白いエフェクターなのですが・・・。
残念ながら、結構ノイズが多いです・・・。
弾いた環境とか、ギターのピックアップによるものなどで多少の変化はあると思うのですが、
それを引いてもノイズは多いほうかなぁ・・・。
なんか『シュワシュワ』いってたし・・・。(苦笑)




あと、最後に一つ。
これはこのエフェクターだけでなく、
コンプレッサーというエフェクターに共通して言えることだと思うのですが、
音を圧縮して音量の差を調整できるということは、
ピッキングでつけた強弱をわからなくしてしまうという効果もあるということですので、
練習などで使用するのはあまりオススメしません。

サスティンも変化しちゃうから、ちゃんと伸ばせてないのに、
勝手に音が伸びてしまうということもありますしね。




失敗だったのは、
エフェクターの効果がわかりやすいほうがいいなと『コンプ』のみ
試奏しちゃったこと・・・。
歪が隣に付いていたなら、また違った発見が出来たかもしれません。

皆さんが試奏される際は、ぜひぜひ歪み系と並べて試されることをオススメします。
気になった方は、ぜひぜひチェックしてみてください!



MXR
(輸入メーカー『モリダイラ楽器』の『MXR』の商品ページです。)



MiyaFactory的ぶろぐ。 2009/02/19の日記より。



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