変音機紀行

BOSS  GE-7 (Equalizer)


久々の『BOSS』社のエフェクターですね〜。
たくさんある『BOSS』のコンパクトエフェクターですが、そんな中から今回紹介するのは、
初めて紹介するジャンルの「イコライザー」です。


「イコライザー」っていうのをご存じない方のために軽く説明させていただきますと、
 「イコライザー=基本の音作り」です。
つまり、「高いめの音をこれくらい、低いめの音をこれくらい」などと触るためのものが
「イコライザー」なわけです。
アンプについている『Treble』『Middle』『Bass』などというのも
一応はイコライザーの一種という訳ですね。



とまぁ、簡単にもわかっていただいたところで、今回のEFの紹介にいきたいと思います。
手元に簡単な資料があったので、そちらから写真を拝借しました。



ちょっと見にくいですが上の白い点のが上下できるようになっていて、それで設定を変えたりできるわけです。
一応、左から1002004008001.6k3.2k6.4k『Level』となってまして、
100が一番低い音域、6.4kが一番高い音域をさわることができます。
(単位はHz)
一番下にするとその音域の音をカットすることができ、上にするとブーストします。
『Level』は毎度おなじみ、ボリュームみたいなものですね。



正直、「歪む」とかって感じの派手な変化をしないので説明するのって難しいんですけど、
これを使いこなせると結構重宝すると思いますよ。
目立たないけど、あると無いとでは結構変わってくるので、
縁の下の力持ちっていうのがぴったりくるエフェクターですね。
高音域をあげて低音域をカットさせ、さらにクランチを加えるとカッティング向きの音ができたり、
低、高音域をあげて、中音域をカットするとドンシャリな音ができたりと、
もっとたくさんの音の世界が広がっていきそうな感じです。
ただ、単独で使っても楽しめないかなぁ・・・。
やっぱり、ディストーションとかと一緒に使うととてもいい感じですね〜。



ただ、気になったのはノイズが多いかなぁと・・。
使わせてもらったGtがもともとノイズが多かったのかもしれないんですけど・・・。




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