今までの

第29回

読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『
濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『』。
『重要事項』など強調したい部分が『
』で書かれています。


え〜・・・。
数日前の日記にて、この方『新しいモデルのギター』 をご紹介いたしましたので、
CDレビューでもこの方のアルバムをご紹介したいと思います。





『Couldn't Stand The Weather』
Stevie Ray Vaughan




ということで、今回は『Stevie Ray Vaughan』(スティーヴィー・レイ・ヴォーン)
『Couldn't Stand the Weather』をご紹介!



っていうか、音楽室を見返していてはじめて知ったんですが、
レイ・ヴォーンのアルバムを紹介したことなかったんですね〜。
(楽曲は紹介していましたが・・・。)



で、レイ・ヴォーンのアルバムをご紹介ということで、
個人的には『In Step』というアルバムも同じくらいに好きですが、
やっぱりレイ・ヴォーンというとこのアルバムじゃないかなと。





ところで・・・。
以前『魅惑の邦題』(仮)という記事の中でも書いていたのですが、
ライヴ会場から次のライヴ会場への移動中、乗っていたヘリコプターが山中に墜落。

『魅惑の邦題』(仮)の中では「飛行機事故」と書いておりましたが、
正確にはヘリコプターです。

この記事に関してはホームページのコラムのほうに移動させましたので、
興味のある方はぜひぜひ見ていただけたらなと。



数時間後に墜落したヘリは発見できたものの、
乗員5人全員の遺体も発見され・・・。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンというアーティストは、
35歳という若さでこの世を去ったアーティストなのです。


そのためというか、
スタジオ作品
ライヴ作品を合わせても10枚ほどしかリリースされておりません。
(ベスト盤、セッション盤を除く。)





しかし、すごいのはその作品のほとんどが『 名盤 』という、
いわゆるハズレ作品がないというところ。
先ほど登場した『In Step』を含め、『魅惑の邦題』(仮)で登場した
『Texas Flood』『Soul To Soul』は必聴の作品といえます。


特に、今回紹介している『Couldn't Stand The Weather』は、
他のジャンルを好む方にもぜひ一度は聴いてほしい名盤中の名盤!










ではでは、楽曲のほうに入っていきますが・・・。
レイ・ヴォーンというアーティストはブルースの色が強いのですが、
このアルバムではちょっとロックの要素が色濃く出ているように思いますね。



と書きながらも、
やはりブルース系のアーティストなのでいたるところでブルースが出てくるんですが、
普通のブルースとはちょっと雰囲気が違うといいますか・・・。

カッティングのフレーズが心地いい『Couldn't Stand The Weather』という曲を
聴いてみるとあまりブルースっぽくはないし、

『The Things (That) I Used To Do』という曲はバリバリのブルースだし・・・。





なんか、書きながらよくわかんなくなってきた・・・。





まぁ、
このアルバムを一言で言うならば『SRVらしいアルバム』ということで・・・。(笑)









オススメの楽曲はなんといっても、このアルバムの一番手を飾る、
速い速度で駆け抜けるように弾きまくる『Scuttle Buttin'』と、
アルバムと同名の、SRVのリズム感が冴え渡る『Couldn't Stand The Weather』



この2曲はギターを弾く方、ロックでもメタルでもカントリーでもフュージョンでも、
とりあえず絶対に聴いておくべき曲だといえます。
(このアルバム自体が、そういうアルバムなんですけどね。)


『Couldn't 〜』なんかは、まさにカッティングの手本という感じの楽曲なので、
カッティングに悩む方は聴いてみて弾いてみるといいかもしれません。








他にも、ジミ・ヘンドリックスのカヴァー曲『Voodoo Chile (Slight Return)』も収録。

この楽曲は、他のアーティストのカヴァーにもかかわらず
ベストアルバムには必ずといっていいほど収録されている楽曲だったりもします。









あと、個人的にオススメなのは、
『Look At Little Sister』『Come On (Pt.III)』という曲。
もともとは両方とも
『Soul To Soul』というアルバムに収録されている楽曲(の別テイク版)なのですが、
一番最近にリリースされたものには
ボーナストラックとして収録されているみたいです。


『Look At 〜』はバリバリのブルース(ちょいハネ?)な楽曲ですが、
口ずさみやすいメロディーが何かいい感じ。


『Come On 〜』『Scuttle Buttin'』を思わせるスピーディーな楽曲です。






『パート1』『パート2』はあるのかないのかよくわかりませんが。






このアルバムを聴く際は、この2曲にも注目していただけると・・・。












このアルバムは、多くの方に聴いてみていただきたいアルバムですね〜。
興味を持っていただけたなら、ぜひぜひ聴いちゃってください!!







MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/10/24の日記より。




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