今までの
第23回
読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『緑』。
『重要事項』など強調したい部分が『赤』で書かれています。
え〜・・・。
パソコンが壊れた(第2回目のほう)後、
『ウェザー・リポート』を紹介して以来CDレビューは行ってない気が・・・。
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ということで「久々すぎるCDレビュー」です!
『In A Silent Way』 Miles Davis
ということで、『Miles Davis』の『In A Silent Way』をご紹介!!
『マイルス・デイヴィス』といえば、
あまりジャズを聴かない方でもその名前を耳にしたことがあるんじゃないか
っていうくらい有名なトランペッターですね。
実は、ジャズらしいジャズ(『モダンジャズ』でいいのかな?)を演奏していたのは初期だけで、
中期は『エレクトリック期』、後期は『フュージョン期』と
さまざまなスタイルを取り入れたアーティストであります。
※エレクトリック期というのは、それまでジャズでは(ほとんど)使われていなかった
エレキギターやエレキベースを積極的に取り入れた時代。
今でこそ当たり前になっていますが、この当時は斬新だったんじゃないかな・・・と。
で今回の作品は、
エレクトリック期の名盤である『Bitches Brew』(ビッチェズ・ブリュー)の一つ前のもので、
ちょうどモダンジャズの時代からエレクトリック期へと変化を遂げた時の作品です。
それまでのモダンジャズの雰囲気とは大きく異なり、ファンク色やロック色が強くなりました。
この作品の参加メンバーは
Miles Davis (マイルス・デイヴィス) [tp]
Wayne Shorter (ウェイン・ショーター) [ts]
Chick Corea (チック・コリア) [ep]
Herbie Hancock (ハービー・ハンコック) [ep]
Joe Zawinul (ジョー・ザヴィヌル) [org]
John McLaughlin (ジョン・マクラフリン) [g]
Dave Holland (デイヴ・ホランド) [b]
Tony Williams (トニー・ウィリアムズ) [dr]
という錚々(そうそう)たる方々。
作品としてはもちろん素晴らしいのですが、
ファンク&ロックの要素を多く取り入れたということもあり、
あまりジャズらしくはないかと・・・。(個人的な感想として。)
ただ、ジャズ好きな方にもロック好きな方にも
楽しんでいただける作品なのではないかと思います。
興味を持ってくださった方はぜひぜひ!
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あ。
書き忘れておりましたが・・・。
このアルバムには2曲しか収録されていないのですが、
1曲目はおよそ18分で2曲目はおよそ20分という、
かなり長い楽曲となっておりますので、
聴く際には時間などをご考慮の上楽しんでくださいませ。[;´▽`A``
あと、ちなみにですが・・・。
『パンゲア』 ・・・ 2枚組みで2曲収録、合計時間88分。
『アガルタ』 ・・・ 2枚組みで3曲収録、合計時間106分。
というものっそい(ものすごい)アルバムもあります。(笑)
この2つのアルバムは、75年の大阪でのライヴの模様を収録した作品なので、
少々長くなるのはありうる事なんですが・・・。
(『パンゲア』が夜の公演。『アガルタ』が(たしか)昼の公演だったかと・・・。)
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ちょっと長すぎやしませんか・・・。
でも、この2つのアルバムも名盤だそうなので、
興味をもってくださった方はぜひぜひ聴いてみてくださいな〜。
(『パンゲア』は聴きましたが・・・。
たしかにいい演奏なんですが、長すぎて回数は聴けません。(苦笑))
※MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/09/01の日記より。