今までの

第21回

読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『
濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『』。
『重要事項』など強調したい部分が『
』で書かれています。


ということで、ついつい久々の気がしてしまう『CDレビュー』です。









いや、ホントに久々なのかもしれませんけどね。


『Broadway The Hard Way』  Frank Zappa




ということで、今回は『Frank Zappa』『Broadway The Hard Way』をご紹介!




毎度のことを先に書いておきますが・・・。
ザッパの作品のほとんどは煩悩の塊のような歌詞なので、青少年にはオススメしません。(苦笑)





このアルバムはザッパの88年の(ラスト)ツアーの模様を収録したアルバム第1弾
この88年のツアーからは
『The Best Band You Never Heard In Your Life』(邦題は『ザ・ベスト・バンド』:第2弾)

『Make A Jazz Noise Here』(邦題は『メイク・ア・ジャズ・ノイズ』:第3弾)
という、計3枚のアルバムがリリースされていて、
後ろの2枚には過去の楽曲(、他にもカヴァー曲など)が中心に収録されているんですが、
この『ブロードウェイ〜』には新曲が多く収録されています。
(もしかしたら、すべて新曲なのかもしれません。)




ザッパのアルバムには他にも、
『フィルモア・イースト』『オンステージ』(Vol.1〜6)など、
たくさんのライヴアルバムがある(ライヴの音源にオーバーダブした作品を除く)んですが、
どの作品よりもこの『ブロードウェイ〜』が好きですね。




っていうか、そもそもライヴアルバムはあまり好きじゃないんですが、
このライヴアルバムはお気に入りです。






 参加メンバー。

   Frank Zappa  (Lead Guitar / Vocal)

   Ike Willis  (Guitar / Vocal)
ギタリストとしてだけでなく、ヴォーカリストとしても多くの作品に参加し、
すばらしい歌声を聴かせてくれる『アイク・ウィリス』。
ただ、ザッパバンド以外の活動は一切といっていいほど不明。


   Mike Keneally  (Guitar / Synth / Vocal)
セッション・ギタリストで、スティーヴ・ヴァイのサイド・ギタリストとしても
活動している『マイク・ケネリー』も、実はザッパバンドの出身です。


   Bobby Martin  (Keyboards / Vocal)

   Ed Mann  (Percussion)

   Walt Fowler  (Trumpet)

   Bruce Fowler  (Trombone)
クラプトンとJ.J.ケイルのコラボ・アルバム に『ブルース・ファウラー』という人物の名がありますが、
もしかすると同一人物かもしれませんね。


   Paul Carman  (Alto Sax)

   Albert Wing  (Tenor Sax)

   Kurt McGettrick  (Baritone Sax)

   Scott Thunes  (Bass)

   Chad Wackerman  (Drums)
元『ソフト・マシーン』、『U.K.』のアラン・ホールズワースのアルバム『Road Games』にも
参加している『チャド・ワッカーマン』。彼の名もいろいろなザッパ作品で目にすることができます。



   Eric Buxton  (Guest Vocalist)
ゲスト参加だそうですが・・・。どんなアーティストなのかわかりません。(苦笑)






 あと、参加メンバーの中にはクレジットされていないですが、
最近『ポリス』を再結成したことでも有名なStingが、
ポリスの楽曲『Murder By Numbers』を歌っておられます。
ザッパバンドの演奏で歌うスティングカッコいい!
ザッパのギターソロもこの楽曲にぴったり合っていて、それもカッコいい!







 このアルバムに収録されている曲はインストよりもヴォーカル曲が多く、
さらに聴きやすいポップな曲が多いので
『初ザッパ』の方にもお勧めできるアルバムかとも思います。
(歌詞の内容はポップではありません。(笑))







 興味を持ってくださった方は、ぜひぜひ聴いてみていただけたらなと思います〜。


MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/07/18の日記より。




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