今までの

第15回

読んでいただく前に・・・・。
『アーティスト名』が『
濃い青』。『盤名』が『オレンジ』。『曲名』が『』。
『重要事項』など強調したい部分が『
』で書かれています。


『風街ろまん』   はっぴいえんど




今回紹介するのは
『はっぴいえんど』のアルバム、『風街ろまん』です。



もしかすると、このレビューを読んでくださってる多くの方が、
このバンドについてあまりご存じないんじゃないかと思います。



と書いている、私もあまり詳しくはないのですが、バンドのメンバーだけ
紹介させていただきたいと思います。




ジャケットのイラストに書かれているのが、このはっぴいえんどのメンバーで、
4人編成のバンドとなっております。
おそらくイラストを見ただけで、多くの方が「もしかしてあの人?」
感付かれるんではないかと思いますが・・・。


感付かれたとおり、その方は若き日(YMO結成前)細野晴臣さんです。

(ちなみに、ジャケットのイラストでは右下。)



で、そのお隣(イラストでは左下。)は、
ちょっと前に放送されたTVドラマ『ラブジェネレーション』の主題歌であった
『幸せな結末』という曲を歌っておられた方で、
『夢であえたら』などの作詞/作曲者としても有名な大瀧詠一さん。



次の方は、
キンモクセイをはじめ、多くのアーティストのサポートギターを弾いておられたり、
『BAND WAGON』という名盤もリリースされている鈴木茂さん。
(おそらく、イラストでは右上。)



最後の方は、
Kinki Kids松田聖子さんなど、たいへん多くのアーティストの
歌詞を書いておられる松本隆さん。
(おそらく、イラストでは左上。)




こちらの今なお現役で活躍されている方々が
はっぴいえんどのメンバーであります。

 ※もしかしたら、お名前とイラストが合ってない方もあるかもしれませんが・・・。
細野さんは間違えてないでしょう。(笑)







ではでは、アルバムのレビューですが・・。


初リリースされたのは1971年、今から40年近く前のアルバムなので、
やはり音色(おんしょく)には多少、時代を感じてしまったりもするんですが、
テクニックやフレーズ、メロディーなどは新鮮に感じるし、楽しめます。

昔の曲をあまりよく知らない方には、
新しい時代の曲として受け入れていただけるんではないかとも思います。




詞も『古いような新しいような、ありふれているような独特なような』という
不思議な感じのものが多く、曲と一緒に歌詞もしっかり聴くとさらに楽しめます。
そういう不思議な感覚が『古さ』をかき消しているのかもしれません。




このアルバムに収録されている曲は、それぞれに良さがあるので
どの曲も好きなんですが、個人的に特におきにいりの曲は
『暗闇坂むささび変化』『はいからはくち』『颱風』(たいふう)の3曲。




塾か何かのCMで使われた、はっぴいえんどの名曲
『風をあつめて』も収録されています。

(確かCMでは、曲そのものが使われていたのではなくて、
メロディーが笛の音色のカバー的な曲だったかと。




興味を持ってくださった方は、ぜひ聴いてみてください!






Daisy World Wide Web
(細野晴臣さんが立ち上げたレーベルのウェブサイトです。)


Ami-go Gara-ge
(大瀧詠一さんのオフィシャル・ウェブサイトです。)


SUZUKI SHIGERU official web site
(鈴木茂さんのオフィシャル・ウェブサイトです。)


風待茶房
(松本隆さんが立ち上げたレーベルのウェブサイトです。)




※以下のリンクは『Wikipedia』のページです。

はっぴいえんど

細野晴臣  大瀧詠一
鈴木茂   松本隆


MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/04/29の日記より。




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