コラム No.007

『速弾き』とギターヒーロー

え〜・・。
皆さんは『ギターの速弾き』って、どう思われるでしょうか。





個人的には



ギターの速弾きが出来るのは『凄い』。
けど、速弾きができるからといって『旨い』とは限らない。




と常日頃考えております。
(さまざまな意見があるかと思いますが、あくまでも個人的な考え方ですので・・。)





もちろん『速弾きも出来て、なおかつ旨いアーティスト』ってのもたくさん
いらっしゃるし、速弾き自体を否定するつもりも無いんですが、
(私自身も速弾きに熱中していたときもありますし。)
本当に旨いギタリストっていうのは、


ギターを持って立ってるだけで人を魅了したり、
弾いてへんやん!っていうツッコミは無し。


一音を鳴らすだけで、聴く人の心をガッシリとつかむ



ギタリストだと思うんですよね。






ところで、
ちょっと前、っていうか昨日『EARTHSHINE !』さんのところ

『現在のギターヒーローは誰か!?』

ということをお話(コメント)していたんですが・・。




今思うと、冒頭のような考え方を持っているにもかかわらず、コメントで
『イングヴェイ』『スティーブ・ヴァイ』『ジョン・ペトルーシ』(ドリーム・シアター)
など、テクニカル系のギタリストばかりを挙げてたなぁ・・と。
(もちろん、彼らを『ギターヒーロー』に挙げる方も大勢いらっしゃると思いますが・・。)
 





んで。
改めて、現在のギターヒーローを考えてみたんですが・・・。
意外に難しい問題ですよね。

テストで出ても、点をもらえる気がしません。(笑)




『EARTHSHINE !』さん は、影響を受けた3大ギタリストとして、

『ゲイリー・ムーア』『マイケル・シェンカー』『ランディー・ローズ』

を挙げておられましたが、
3人とも、今でも『ギターヒーロー』といえるんですよね。





それどころか、(『それどころか』っていう言い方は失礼かと思いながら・・。(苦笑))

『ジェフ・ベック
(師匠)『エリック・クラプトン』『ジミー・ペイジ』
『キース・リチャーズ』『ジミ・ヘンドリックス』『サンタナ』

も、今でも『ギターヒーロー』であるといえます。






こうやっていろいろと考えてみると・・。


   『新しい音楽』と『昔の音楽』が混在しているから、
   昔のアーティストが今でも『ギターヒーロー』として存在し続けている


というのが、現在の『ギターヒーロー』を絞りにくい理由かも知れません。
と同時に、


   『今の時代』を象徴するギタリストが登場していない


というのも理由のひとつなのかも・・・。






最後に・・・。
この日記を書いていて思いついたんですが、
90年ごろから現在を代表する(んじゃないかと思う)ギターヒーロー


カート・コバーン (ニルヴァーナ)

ジョン・フルシアンテ (レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)


かも知れないなぁ・・・、と。
(3人目はお好きにどうぞ。(笑) っていうか、思いつかへんかった・・・。(苦笑))




ついでに、上と同じくらいの時代の『日本のギターヒーロー』やったら、

『hide』さん、『松本孝弘』さん、『布袋寅泰』さん、『Char』さんかな?
(4人出てるけど・・・。(苦笑) Charさんはもうちょっと前の時代かもしれません。)


MiyaFactory的ぶろぐ。 2007/05/20の日記より。





戻る